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NADとは?NMNとNADの関係、効果、老化を防ぐ仕組みを医師が解説

NADって何だろう?

そのようにお考えではありませんか?

NMNが若返りに効果があることが分かったけど、NADのことがよく分からない。
もしNADについて詳しく知ることができて、NMNとの関係を知ることができたら理想的ですよね。

そこで本記事では現役の医師がNADの定義・効果・若返りの仕組み、NADとNMNの関係について詳しく解説します。

さらにNADを体内で増加させる4つの方法をご紹介します。NADについて詳しく理解することができ、NADを増やして老化を予防する方法を知ることが可能になります

今回はNADの定義、NADとNMMの関係、NADの役割、NADの若返りの仕組み、NADを増やす4つの方法について解説します。

NADについて深く理解することに、この記事がお役に立てれば幸いです。

NADとは?

NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は体内でエネルギーを産出する際に起こる酸化還元反応に電子伝達を行う補酵素の1つで、酸化型のNAD+と還元型のNADHが存在します

また長寿遺伝子サーチュインを活性化させる消費酵素として知られています。人間の体内でも生合成されており、加齢とともに減少していきます。

近年NADの老化防止の効果は注目を集めており、NHK日経新聞などのさまざなメディアから取り上げられています。

NADとNMNの関係

NMN(ニコチンアミノモノヌクレオチド)はNADの前駆体であり、NMNが別の酵素と合わさることでNADに変換されます

NMNが老化を防止する効果があると言われる理由は、NMNの変換によって作られたNADが体内でエネルギーを作り出す効果と長寿遺伝子サーチュインを活性化させる効果があるためです。

NADの2つの役割

NADには「補酵素としてエネルギーを産出」「サーチュイン遺伝子を活性化」の2つの役割を持っています。

  • 補酵素としてエネルギー代謝を行う
  • サーチュイン遺伝子の活性化する

補酵素としてエネルギー代謝を行う

エネルギー代謝とは食物から取り込んだ化学エネルギーを変換して、人間の生命活動に必要なエネルギーに作りだすことです。NADは補酵素として化学エネルギーを酸化または還元し、電気エネルギーに変換することで体の細胞にエネルギー送る役割を持っています

エネルギーを変換させて細胞を活性化することから、NADは「エネルギーの通貨」と呼ばれています。

また、NADのエネルギー代謝は老化に深く関わっています。加齢によってNADが減少すると、細胞にエネルギーが効率よく届かなくなるので身体機能が低下し老化の原因になります。

サーチュイン遺伝子の活性化する

サーチュイン遺伝子は様々な老化によって低下した症状を予防・改善する働きがあり、NADを消化酵素として活性化します。

ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授によると、サーチュインはNADを使うことで脱アセチル化酵素のタンパク質を作り出し、この酵素が様々な老化の原因となる遺伝子の発現を制御することができると述べられています。

また脱アセチル化酵素によってエネルギー代謝が活性化されることも明らかになっています。

そのためNADの老化に大きく関係していることが分かります。

https://nmn.online-medicine.or.jp/203/

NADの「若返り」がおこる3つの仕組み

NADが老化を予防し「若返らせる」3つの仕組みを詳しく解説します。

  • DNAの修復
  • ミトコンドリアの増加による代謝の上昇
  • 時計遺伝子の活性化の制御

DNAの修復

NADはDNAを修復することで老化に伴って起きる細胞の変異、細胞の損傷によって起きるガンや臓器不全を防ぐことができます。

ハーバード大学の研究によるによると、NADはDNA損傷の修復を阻害するタンパク質を制御する効果を待っており、DNAの修復を促す効果があると言われています。

また2019年に行われた研究では、生後24ヶ月のネズミ(人間の場合72歳)に前駆体のNMNを2週間摂取させNADによる効果を調べたところ、老化による細胞の損傷によって起きる動脈硬化を防ぎ、DNAが修復されていたことが明らかになっています。

ガンは老化によってDNAが損傷し変異することで起きやすくなり、NADはガン化する前のDNAを修復することができます。そのためガンの予防に効果があると言われています。

ミトコンドリアの増加に代謝の上昇

NADによって細胞にエネルギーを作り出すミトコンドリアが増加し、細胞内の古くなったミトコンドリアが除去され代謝が上昇します。このミトコンドリアの増加による代謝の上昇によって、老化によって伴う肥満や病気を防止・改善できます。

またミトコンドリアは、老化の原因となる活性酸素を除去する効果を持っています。活性酸素は体を酸化させ、肌の老化や臓器の損傷など様々な悪影響を体に与えます。

よってNADによるミトコンドリアの増加は老化を抑え、若返りに効果があると期待できます。

時計遺伝子の活性化を制御

NADが体内時計をつかさどる時計遺伝子の活性化を制御することで、がんやうつ病、肥満、代謝異常などの老化に関わる病気を防ぐことが可能です。

加齢ととも時計遺伝子の活性化が起きると、人間は概日リズム(活動的である時間と寝ている時間のリズム)を保つことができずにリズムが短くなったり、長くなったりしてしまいます。それにより病気を引き起こすとされています。

そのためNADが時計遺伝子を制御することで概日リズムを保ち、老化によってかかりやすい病気を防ぐと考えられます。

NADを増やす4つの方法

NADは加齢ともに体内で減少していくものですが、体外から摂取しNADを体内で増加させることができます。以下の4つの方法になります。

  • カロリー制限
  • NADの医療点滴
  • 前駆体であるNMNの摂取
  • NRを摂取

カロリー制限

カロリー制限は病気が治り寿命が伸びる効果があると言われるのは、細胞内の+NAD濃度が高くなるためです。カロリー制限によって還元型のNADHが、酸化型のNAD+に変化することでNAD+の濃度が上昇します

そのためサーチュイン遺伝子をより活性化させるので、老化を防止につながります。

通常、体内のNADを増加させるには様々な方法で多額のお金がかかるケースもありますが、カロリー制限はお金をかけることなく始められます。是非1度実践してみてください。

NADの医療点滴

NADの医療点滴は、効率よく体内にNADを増加させることが可能です。しかし医療点滴は誰でも行えますが、多額な費用がかかります。下記に載せる東海渡井クリニックのNAD医療点滴の値段を参照ください。(参照:東海渡井クリニック

また日本における点滴でのNAD摂取は、少数のクリニックしか行っていません。よって医療点滴をしたい方は費用と点滴を行える場所を調べ、しっかりと検討した上で点滴によるNAD摂取を行うようにしましょう。

前駆体であるNMNの摂取

NADを体内で増やす方法で最もよく行われているのは、NMNを摂取することです。前駆体のNMNを摂取することで体内でNADを作り出すことができます。

NMNは主に食材、サプリメント、点滴によって取れます。

食材による摂取では枝豆、ブロッコリー、アボカド、トマトなどに含まれています。しかし、食材によるNMMの摂取では極少量しか摂取することはできません

また点滴による摂取は効果的な方法ですがNADの医療点滴同様に、値段が高額になっています。

そこでおすすめのNMN摂取方法はサプリメントの使用です。サプリメントは安価なものから高価なものまで存在しますが、長期間使用することが可能であり、クチコミやレビューがあるので信頼性が高く、また品質が良く値段も高すぎないサプリを購入できます。またホリエモンなどの様々な著名人もNMNサプリメントを摂取していると述べられています。

https://nmn.online-medicine.or.jp/1337/

NRを摂取

NRとは体内でNMMの前駆体であり、NMMがNADに変換するために最も効率的な前駆体として知られています。

NRを摂取することで、NADを作りだすことが可能になります。NRを摂取する方法はサプリメントの使用になります。NRのサプリはNMNのサプリメントより比較的に安価で購入できます。しかしNMNの前駆体なので、NMNを直接摂取した方がよりNADをより増やすことができます

NAD まとめ

今回は「NADとは?」「NADとNMNの関係」「NADの2つの役割」「NADの若返りが起こる3つの仕組み」「NADを増やす4つの方法」を解説しました。NADについて正しく理解するのにこの記事がお役に立っていれば幸いです。